売れる営業マンと売れない営業マン

 

AさんとBさんがいて、どちらか1人を選ばなくてはならない時
やる気も業績も、どちらも引けをとらない。
そんな時、決め手になるのは人間性。

 

同じミスをしても、許される人ととそうでない人がいる。
Cさんの場合は「しょうがないな~」と言ってもらえるけれど
Dさんの場合は「なんでこんなミスをするんだ!」となることもある。
それもまた、そこには、その人の人間性が深く関わっているからなのだと思う。

 

車はディーラーへ行けば、どこでも売ってくれるものだけれど
そこにいる人は全然違う。
だから、ワタクシが車を買う時
購入するかしないかは、常に人間性で選んでいます。

 

今まで生きてきた中で、初めて「絶対買う」と心に決めた車を買った時も
決め手は人間性でした。

 

たまたま夫の車の調子がいまいちだと聞いた時
行動は早いです。
「車を見にいくよ~」
もちろん見に行ったのは、「絶対買う」と心に決めていた車です。
その時は購入するつもりはなかったのですが
営業マンの一生懸命さと人間性に、購入してしまったのでした。

 

営業マンはもちろん買ってほしいから一生懸命なのだけど
それでも、意地悪な感情を持っている人の場合
言葉の端に出るもんだし、行動にも出てくるもんだしね。

 

その後、何人か担当者は変わったのですが
「担当を変えてくれー」とお願いしたこともあります。
お願いした、と言えば聞こえはいいけれど
実際には、ディーラーへ乗り込みました。

 

今のワタクシの担当者がわからなくて
「私が担当です」と出てきた人は、顔も名前も知らない人。
怒りが爆発しそうなワタクシの前に、4人のディーラーの方々が並んだとき
「天下のBMWが何やってんですか!!!」
他のお客様に聞こえないように声は抑えたものの
頭の中は沸騰点に達しようとしていて
(思いっきり口角を下げて顔をしかめてブサイク顔だったかと想像します)
がっかりした記憶があります。
その後、ユーザーリストには、ワタクシの所に
「注意人物」って書かれていたかも知れませんけどね。

 

ワタクシは、その担当者の人間性を疑ったのです。
そして、名前と顔を覚えてもらうために、ちゃんと挨拶も出来ないのは
ディーラーの責任でもあるわけだし。
それが出来なければ、コミュニケーションもとれないし
その人の販売力も下がるでしょう。

 

その後、ワタクシの担当になった営業マンは
営業マンの見本のような人。
ワタクシよりかなり年下だけど
しょっちゅう家へきて、色んなことを話してくれました。
車について聞けば、迷うことなく即効で返事が出来るのは
本当にBMWが好きで
好きだから多くを学んで
だから、どんな質問にも答えることが出来るんだろうなと。

 

プロとしての自覚とプライドに感銘を受けました。
しょっちゅう来るもんだから
営業マンの子供のことや、ワタクシの仕事のことや
どーでもいいことも話したりしていたのですが
それから数年たった今でも、覚えていてくれるんですね~

 

しかし、車を乗り換えるつもりはありませんでした。
新しいのが出ますよ~と言われても
「FFじゃないから、FFが出たら買うかもね」
とか言っていたのに・・・
乗り換えたーーー!
やはりそこにあったのは、人間性なのです。

 

この人なら大丈夫。
任せられる、という信頼感があったからなのです。

(⇒この営業マンから車を買った時の話

 

ディーラーへお茶のみ感覚で行くこともあるのですが
ショールーム担当になったその人と話すのは
楽しいし気持ちがいいからなのです。

 

営業マンの仕事は、売ることではなくて

 

あなただからお願いしたい
あなただから購入したい

 

ユーザーにそう思わせることじゃないかと思う。
そしてそれが
売れる営業マンと売れない営業マンの大きな違いだとも思うのです。

 

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