逃げるが勝ち

 

 

随分前のことですが、ワタクシは逃げたことがあります。

 

その会社に入社したのは、ただひたすら生活のため。
まだ子供も小さくて、生活のためです。
だから、正社員として少しでもお給料がいい所を第一に探していたのです。

 

そうして、やっと採用が決まった小さな会社。
夜は6時半まで。
帰宅して晩御飯を作って子供の世話をして、慌ただしい生活でしたけど
生きていくために必死でした。

 

入社して3か月間は、社長や常務などの愛想も良くて
心配していた人間関係も大丈夫かな、、、
ところが、3か月の研修期間が終わった翌日から悲劇が始まったのです。

 

まさかですが
社長と常務の態度がガラリと変わったのです。
家族経営の会社でしたので、社長と常務は夫婦です。

 

今で言ういじめです。
信じられませんでした。
自分のストレスを、一番の新入りにぶつけたかったのかも知れません。
毎日繰り返されるうちに、体調を壊してしまいました。

 

そして、ワタクシは逃げました。
会社を辞めたのです。

 

ハローワークで話をしてみると
「またか・・・」とため息をつく係の人。
この会社は、ブラックに分類されていたみたいです。
(ブラックな会社を紹介するのもどうかと思うケド・・・)

 

この会社から得られたものはゼロに近いけれど
ただ一つだけ得たものがあります。
どうしてもだめな時は逃げてもいい。
自分にとりマイナスになることは手放した方がいい。
ということ。

 

何かに迷ったとき、それに「挑む」か「逃げる」のかを判断しなければならない時
挑む方が、得られるものは大きく
例え良くない結果になったとしても、そこから得られるものは必ずあります。

 

最初から逃げてしまったら、そこから得られるものは何もなく
楽して生きることがクセになってしまうかも知れません。

 

しかし

 

自分が壊れてしまいそうで
辛くてしんどくて

 

そうなったら逃げてもいいと、ワタクシは思うのです。

 

逃げてもいいけれど
逃げてもいいのは挑んでから。

 

逃げたら負け
挑むのが勝ち

 

人生を勝ち負けでとらえている人は、きっとそう言うでしょう。
しかし、見方を変えれば
逃げたから新しいことにも挑むことができるのです。

 

今思えば、そういう会社に入社してしまうというのは
自分で引き寄せていたのかもしれないな、という事。
この頃は、ワタクシにとって、人生の転換期だったのかも知れません。

 

一度は逃げたけれど、そこから新しいことに挑戦し
人間関係も良くて居心地が良い会社へ就職をすることができました。
もちろん、生活のためではあるけれど
そんな中でも、自分に興味がある分野だったのが良かったのでしょう。
自分で学び、それを生かせる医療分野へ進みました。

 

はっきり言えるのは、相性が良い会社を引き寄せたのは自分自身だという事。
新しく挑戦したからの結果なのです。

 

逃げることは決してマイナスじゃないし負けでもない。
挑んで、そしてその結果逃げることは
プラスに転換することができるのです。

 

 

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