和田秀樹著書

 

なぜか人は勝ち負けにこだわる人が多いように感じます。

 

かつてはワタクシもそうでした。
勝気なこともあり、何に対しても人より上じゃないと気が済まない。
学生の頃は、勉強でも運動でも負けることが嫌い。

 

今はないのかも知れませんが、ワタクシが学生の頃は
テストの順位が張り出され、順位が下位だと納得できずに頑張って順位を上げるように努力をしていたもんです。
学生の頃から、こうしたライバル心を持たせられた子供は
社会人になっても、業績争いがあることを知ります。

 

社会は、会社というコマがたくさんあり、そのコマを動かすことで成り立っているゆえ
こういった業績争いがあるのは、会社存続を考えれば、あるのが当然です。
しかし
その争いに飲み込まれてしまうと、自分を見失ってしまうことがあります。

 

立ち止まって考えた時
やっぱり自分のペースを守って生きている人は強い!
毎日が充実感に満たされている!ということに気付きます。
結局、こつこつやっている人は、最後は結果を出します。
それは、根底に「自分は自分 人は人」 という考え方を持っているから。
精神的な安定感が味方してくれるわけです。

 

 

和田秀樹

 

 

競争に負けまいとしてオーバーワークになってしまい、自分のペースを守れなくなった人の方が脱落していきます。「負けてはいけない」とか「このままでは取り残されてしまう」と言った焦りや不安に取りつかれてしまうと、できて当たり前のことをないがしろにするようになるからです。

 

これは、和田秀樹さん著書「自分は自分 人は人」に書かれていた一節。

 

あるSNSで、自分の写真の撮り方が気に入らない、人の撮った写真と比べて落ち込んで悩んでいる人がいました。
ワタクシは、その人が撮った写真が好きで、いつもきれいだな~どうやったらこういうふうにきれいに撮れるんだろう・・・と考えながら見ていたんです。
でも、本人は、人にはわからない悩みを抱えていたわけです。

 

いつも同じような構図
いつも似ている
アイディア不足・・・

そういった悩みのようでした。

 

この時思ったのは
どうして人と比べるんだろう?いいところはたくさんあるのに。
人は人 自分は自分なのだから、ということ。

 

おそらく、この人の心に中には、勝ち負け意識があり、自分は負けている、と感じていたのでしょう。
あの人の方が上手で私はヘタ
勝った 負けた
上 下

 

でも、この人の撮った写真を見て、同じように感じている人がいるかもしれません。

 

 

2

 

 

人は、常に地球と言う平面の上をみな歩いています。
上も下もなく、あるのは、建物などの高さだけ。
同じ平面上を、ある人は右へ、ある人は左へ歩いて行っているだけのこと。

 

それは捉え方の違い。
上だの下だのと、そういった考えかたそのものが変。
日本は縦社会だから、何に対しても上下を付けてしまう傾向があるのは事実で
何に対してもそういったクセがでてしまうのでしょう。

 

比べるのではなく、落ち込んでしまうほどすてきだと思えるのなら、そこから学べばいいだけのこと。
誇りをもって技術を盗めばいい。
人はそれぞれ視点が違うゆえ、写真を撮るにも、その人のクセがあります。
それはその人のいいところでもあるわけで、自分を卑下する必要なんて全くないと思う。

 

あなたには、人が持っていないところがあり
それを羨んでいる人だっているんだから 気付いていないだけなのだから。

 

自分に自信がないのなら、視野を広くもてばいいだけのこと。
多くの人の写真を見て
こういう撮り方ってすてき、素直にそう思える心があるのなら前進できる証。

 

自分は自分 人は人
人と比べてばかりいると、本当の自分を見失ってしまうから。
やっぱり、自分のペースを守って生きている人は強い!

 

 

ちなみに、過去には相当な負けず嫌いで、ライバル心を燃やしていたワタクシ。
今では、自分でも驚くほどマイペース。
マイペースで過ごしているから、毎日が楽しいし充実しています。
物事を勝ち負けでとらえることはなくなりました。
すてき!いいな~と思ったものは、自分と比べるのではなく、誇りを持って方法を学び、違うカタチで自分のものにしています。
そこに、ひがみや妬みの心はありません。

 

自分は自分人は人 [ 和田秀樹(心理・教育評論家) ]