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就職率は上がってきたとは言われていますが
いつの時代も100%に届くことはないようです。

 

真新しいスーツに身を包み
緊張しながらも、自分の明るい未来を夢見て面接を受けても
1社で決まることはほとんどなく
2社・3社・4社・5社・・・気付けば10社を超えている。

 

不合格の数が増えていくたびにモチベーションはだんだん下がって
気持ちの切り替えがうまくいかなくなっていく。
気付けば、最初の頃に抱いていたわくわく感もなく
思うのは
どこでもいいから・・・
とりあえず内定をもらえれば・・・

 

1社目がうまくいかなかった時なら
「大丈夫。次があるから」
と想い、そうして
親も同じような言葉をかけ子供を送り出すかと思います。

 

2社目、3社目が上手くいかなかったとしても同じ言葉をかけ
我が子を励ますかと思います。
子供の心を無視して・・・

 

上手くいかないたびに子供は
自分の価値観を見失い、居場所を失っていきます。
本来の目的を見失っていきます。
あんなにわくわくしていた夢がだんだん壊れていき
無力感に包まれていくのです。

 

子供の心を無視して
親は次第にいらいら。
どこでもいいから就職しなさい!
就職もしないでごろごろしていたら、世間体が悪い!
思うだけの人もいるでしょうし
言葉に出してしまうひとのいると思います。

 

親の言葉に子供は傷つき、行き場を失い
私なんて・・・俺なんて
どうせどこを受けてもだめなんだ・・・

 

本体なら、子供を勇気づけ応援するべきなのに
子供にかける言葉は愛のない非情な言葉ばかり。

 

親は子供の一番の理解者であり、味方でありたいと想う私。
周りの人みんなもそうであってほしいと願うのは、私のエゴでしょうか?

 

不採用の数が増えれば増えるほど、夢は崩れていきます。
不採用の数が増えれば増えるほど、モチベーションは下がっていきます。

 

最初の頃に抱いていたわくわく感は?
あなたは会社へ入って何をしたいの?
夢はあるの?

 

会社へ入って、肩書を持ち
たくさんの部下を育てたいという夢があるかも知れません。

 

いずれは起業して社長になる!という夢があり
そのためのノウハウを学びたいのかも知れません。

 

家を建てて、毎日笑顔で幸せに暮らす
という夢があるかも知れません。

 

毎年海外旅行へいく!
という夢があるかも知れません。

 

その夢、やりたいことを忘れ
ただ、会社へ入れればいい・・・
そういう想いになっているかもしれない子を勇気づけるのが親の役目。

 

こんな時こそ、本当の親力がでるのではないでしょうか?

 

私の息子も、就職はうまくいかなかった一人です。
県外に住んでいるので、どんな様子だったのかはよくわかりませんが
ある時、就職がうまくいかない、というメールをよこしました。

 

普段メールをあまりよこさない息子だったので
そうとう落ち込んでいるんだろうなと思いました。

 

その時私が送ったメールは

 

よかったね。
あなたには他にやるべきことがあるってことだよ。
将来の自分をイメージしてごらん。
何してる?焦らなくていいんだよ。

 

どんな会社を受けたのか聞いてみますと
最初の頃とは、ちょっと方向性がズレていることに気付きました。
研究をしたいと言っていたのに、なぜ営業?
これも焦りのあらわれだと感じた私には
本来の自分を取り戻してほしい、という想いがありました。

 

私の言葉が届いたのかどうかはわかりませんが
ほどなくして、先輩の紹介という形ではありましたが
本来やりたかった研究という職種につくことができました。

 

親力。

 

我が子が落ち込んでいる時、傷ついている時に
どういった言葉をかけてあげれば勇気づけになるのか。
誤りそうな道の軌道修正ができるのか。
親のたった一言で
子供は傷つくこともあるし勇気づけられることもあります。

 

例え離れて住んでいても、親はいつでも子供の味方。
子供をコントロールするのではなく、子供の意志を大事にすることで
子供は自分の価値観を見つけ、自分の居場所を見つける。

 

そういう親子関係が理想じゃないかと思います。

 

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